対面キッチンの「腰壁」とは?
「腰壁」は、大きく分けて2種類あります。
1つめは、腰までの高さに張られた別仕上げの壁のことで、傷や汚れを防止したり、お部屋のアクセントとして活用することができます。
2つめは、対面キッチン、階段、吹き抜け部分の2階廊下の壁など、独立した腰までの高さの壁のことです。
特に近年は、対面キッチンの普及にともない、対面キッチンの「腰壁」が注目されています。
対面キッチンの「腰壁」は、デザイン性よりも機能性重視。
主に目隠し、収納、作業、食事などの機能があり、どの機能を求めるかによって、腰壁の高さが異なってきます。
ワークトップよりも高い「腰壁」の機能
ワークトップよりも高い「腰壁」タイプは、リビングダイニングからの目隠し機能に優れています。
例えばシンクの中に洗い物がたまっていても、高さがあるので見えにくく、急な来客時でも安心です。
「腰壁」の壁厚を活かして「キッチン二ッチ」を作れば、調味料などを収納できますし、ニッチの中にコンセントをつければ、水はねによる漏電のリスクも抑えることができます。
腰壁の天板部分をせり出してカウンターにした場合、料理を提供するときの一時置き場として活用したり、カウンター下に収納スペースを作ることも可能です。
カウンターで食事をしたい場合は、脚が長いタイプの椅子を組み合わせるとよいでしょう。
ワークトップよりも高い「腰壁」の高さは?
ワークトップよりも高い「腰壁」を作る際は、どのくらいの高さにすればよいのでしょうか?
ワークトップの高さは、「調理をする人の身長÷2+5cm」が最適といわれています。
例えば身長160cmなら、ワークトップの高さは85㎝。
それに、対面キッチンの「立ち上がり」の高さを加えたものが、「腰壁」の高さになります。
「立ち上がり」は、高すぎると圧迫感があり、低すぎると機能性が低くなってしまいます。
どれくらいの開放感が欲しいかなど、お施主様のご志向によって「腰壁」の高さは変わってくるのです。
一般的には25㎝ぐらいまでが、開放感を保ちつつ、手元も隠れてよいといわれています。
よって身長160㎝なら、85㎝(ワークトップの高さ)+25㎝(立ち上がり)=110㎝が理想的な「腰壁」の高さといえるでしょう。
対面キッチンのある施工事例を公開中
かみくぼ住宅には、対面キッチンの施工事例が多数あり、お施主様から許可をいただき、キッチンのクローズアップ画像をHPにて掲載しております。
ぜひチェックしていただき、使い勝手やデザインのイメージを膨らませてみてください。
住宅の購入を考えられている方で、「寸法はどのくらいがベストか?」など、より詳細なアドバイスをお求めの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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