家を建てるときに、駐車スペースはあまり気にしない方もいるかもしれませんが、実は重要です。
この記事では、駐車スペースの種類や、後悔しないための駐車スペースの取り方をご紹介します。
参考にしてみてくださいね。
駐車スペースの種類と特徴とは?
オープンスペース
車を置くスペースに屋根などを設置しない、オープンな駐車スペースです。
施工としては地面にコンクリートを敷設するだけなので、費用は一番安く済みます。
タイルやレンガ、石などを使ってオシャレにデザインすることもできます。
また屋根がないため、影にならず敷地全体が明るくなるのがメリット。
庭と一体化するように作れば、車を停めていない間は庭とひと続きの広い空間として使えます。
ただし、オープンスペースは屋根がないため、紫外線を防ぐことができません。
紫外線によって車の塗装が劣化してしまうため、その点はデメリットとなります。
カーポート
カーポートは、オープンスペースに柱と屋根だけを建てたものです。
一般的には、透明なポリカーボネート製の屋根のついたカーポートが多いです。
ポリカーボネートは透明ですが、紫外線をカットする加工がされているものが多く、紫外線から車を守ることができます。
また、雨が降っているときなど、雨に濡れずに乗り降りできるのがメリットですね。
ただしオープンスペースと比べると柱が邪魔になることがあったり、また台風などの暴風で破損したりしてしまうことがあります。
そういった安全性やメンテナンス性も考えて設置しなければなりません。
ガレージ
ガレージは、床・壁・天井があり四方を囲まれている、車を格納するための建物です。
四方を囲まれているため、雨風や紫外線を防ぐことができ、自動車の保護や防犯面でも安心できます。
丈夫なため、台風などで被害が出ることも少ないでしょう。
特に車やバイクが好きな方は、趣味を楽しむスペースとすることもできますね。
ただしデメリットとして、施工には一番費用がかかります。
また家と一体化したガレージなら心配ありませんが、独立したガレージの場合、家の日当たりに影響してしまうこともあります。
ガレージを設置する場合は、シャッターの性能や換気、防水性能などにも気をつけて選びましょう。
駐車スペースの失敗談とは?
駐車スペースの失敗談にはどんなものがあるのでしょうか。
まず気をつけなければいけないのが、駐車スペースの広さです。
狭すぎると車を停めるときに苦労したり、家の壁にぶつけたりしてしまうかもしれません。
また、ドアが開けにくく荷物を出し入れするのが難しくなったり、洗車しにくいなどの不便さもあるでしょう。
今は良くても、将来車を買い替えるときに、大きな車だと駐車スペースに入らないという可能性もあります。
ですが敷地の中で駐車スペースを広く取りすぎると、家を狭くしなければいけなかったり、手入れが大変ということにもなりかねません。
また、ガレージの失敗例として、家が南側を向いている場合、家の前にガレージを設置することで玄関やリビングの窓、庭の日当たりが悪くなってしまうことがあります。
その場合はオープンスペースにするか、カーポートを設置する方が日当たりは良くなるでしょう。
家の向きやガレージを設置する方向を良く考えて設置する必要があります。
まとめ
駐車スペースを作るときはどのくらいの広さにするのか、また駐車スペースの種類や作る方角はどうするかなど、事前によく検討してから作る必要があります。
また、家族の生活スタイルや、車を何台停めるかによっても最適な駐車スペースは変わってきます。
駐車スペースをうまく取ることができれば、敷地の有効活用にもなります。
家を建てる際に重要な駐車スペースを考えるときは、あとから後悔しないためにも、事前によく計画を立てることをおすすめします。
駐車スペースをどのように取っていいかわからない場合は、専門家に相談してみてくださいね。
敷地や家族にぴったりの駐車スペースのプランを提案してもらえますよ。
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