珪藻土は、その美しさと調湿機能から人気となっている壁材のひとつです。一方で「珪藻土の塗り壁にはカビが生じやすい」ということをご存知でしょうか?珪藻土の塗り壁は湿気を吸収しやすい性質を持っているので、適切なメンテナンスや換気を行わなければカビが発生する場合があります。
今回は、珪藻土の塗り壁とカビの関係性に注目し、効果的なカビ対策をご紹介します。
「珪藻土」とカビの発生
通常、塗り壁はカビが発生しにくいとされています。しかし、カビは特定の条件下でどんな場所でも発生します。珪藻土は湿気を調湿する能力を持っていますが、壁が湿っている状態が続けばカビが生じやすくなるでしょう。カビが広がればそれが健康に影響を及ぼす可能性もあるため、定期的なメンテナンスとカビ対策が欠かせません。
効果的なカビ対策とは
カビは高温多湿の環境を好みます。そのため、まずはカビの好む状態を作り出さないよう心がけることが大切です。珪藻土の塗り壁の場合には、定期的な換気が効果的。壁に含まれた湿気を外部に排出し、室内の空気を新鮮なものと交換することで、壁を乾燥させることができます。一部のメーカーでは特にカビに強い塗り壁を提供していますが、どの塗り壁でも「換気」は不可欠です。
窓を開けずに換気する方法
換気は重要ですが、悪天候の場合や季節によっては窓を開けることが難しいこともあるでしょう。しかし高機密高断熱の家では、第1種換気システムを活用することで24時間換気が可能です。これにより、窓を開けなくても換気を行うことができ、さらに冷暖房の効率もアップします。家族全員の健康のためにも、珪藻土の塗り壁を導入する場合は換気システムの導入をおすすめします。
健康に暮らせる家づくりを
カビ対策を含め、家を作る際にはさまざまな対策をしておかなければ、健康に悪影響を及ぼす可能性もあります。特に珪藻土の塗り壁は、他の壁に比べてカビが発生しやすいので注意が必要です。家族の健康を最優先に考えた家づくりを行いましょう。
徳島で注文住宅を検討中の方はぜひ一度かみくぼ住宅にご相談ください。
https://www.iiieiii.com/modelhouse/
イベント情報はこちら
https://www.iiieiii.com/event/
建築実例はこちら
https://www.iiieiii.com/works/