リビングルームは家族で長い時間を過ごす場所です。そのため、壁紙に汚れが付きやすい場所でもあります。もしも壁紙の汚れがついたまま放置していると、部屋全体の見た目も損なってしまいますよね。
今回は、リビングの壁紙の汚れを効果的に落とす方法を解説します。壁紙の張り替え方もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
リビングの壁紙汚れの種類と適切な対処法
壁紙に付く汚れの原因は、食べ物のシミ、ペンやクレヨンの落書きなどさまざまです。汚れの種類によって適切な対処法があるので、順にご紹介します。
油汚れ
リビングやキッチンの壁紙に付く汚れの多くは、調理による油汚れです。特に頑固な油汚れは、放置するとにおいの原因にもなり落としにくくなるため、早めに対処しましょう。新しい油汚れには、セスキ炭酸ソーダが有効です。まず、水に溶かしたセスキ炭酸ソーダをスプレーで壁に吹きかけます。その後、汚れを乾いた布で拭き取ると、油汚れをすっきりと除去できます。
ヤニ汚れ
喫煙者がいる家庭では、壁紙にヤニ汚れが付きます。ヤニ汚れにもセスキ炭酸ソーダが有効です。油汚れと同じように、水で薄めたセスキ炭酸ソーダをスプレーで壁に吹きかけ、壁に付いたヤニを布で拭き取りましょう。
落書き汚れ
小さなお子さんは壁に落書きしてしまうこともあるでしょう。クーピーや鉛筆の落書きは、消しゴムで取り除くことができます。クレヨンの場合は、歯磨き粉をつけた歯ブラシでこするとよいでしょう。
油性マーカーの場合は、除光液やアルコールをスプレーしてから布で拭き取ります。ただし、除光液は壁紙の材質によっては染み込むことがあるため、目立たない部分で試してから使用するようにしましょう。落書き汚れは時間が経つと取りにくくなることもあるので早めに落としましょう。
カビ汚れ
湿気の多い場所や大型家具の裏側などは、カビが発生しやすい場所です。特に黒カビの場合は、薄めたお酢と重曹水を順にスプレーして除去するのが効果的です。カビを拭き取った後は、雑巾で拭いてよく乾燥させることが大切です。
汚れが落ちない場合の対処法
掃除をしても汚れが取れない場合は、壁紙の交換を検討してみてはいかがでしょうか。色やデザインを変えることで、部屋の雰囲気も一新できます。アクセントクロスと呼ばれる、部屋の壁の一面だけに柄や色のある壁紙を使う方法もおすすめです。
また、汚れにくい壁紙や、マグネット機能を持つ壁紙を選ぶのも一つの方法です。壁紙の交換は家具を移動させる必要もあり大変な作業ですが、汚れた壁紙を一新することで、居心地もグンとアップできるでしょう。
リビングの壁紙をDIYで交換する方法
壁紙はホームセンターやオンラインストアで手に入り、DIYで張り替えることができます。壁紙の交換手順は以下の通りです。
1.現在の壁紙を剥がす
2.パテを使用して壁の表面を平らにする
3.壁紙に専用のノリを塗り、端から貼り付ける
また、初心者でも使いやすいノリ付き壁紙や、ホッチキスで留める壁紙もあります。手順は難しくありませんが、DIYに不慣れな場合はムラが出たり、柄がズレたりする場合もあります。費用を抑えられるというメリットはありますが、綺麗に仕上げたいなら業者に依頼することも検討してみてください。
専門家に相談しよう
壁紙についた汚れはなるべく早く対処することをおすすめします。どうしても汚れが落ちない場合やインテリアを変えたい場合は、張り替えも検討しましょう。
リビングの壁紙は、色や柄など好みに合わせて選ぶことも大切ですが、専門家に相談して適した機能性を持つ壁紙を選ぶとよいでしょう。
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