家を建てるとき、間取りだけでなく、玄関のデザインにもこだわりたいと思う方は多いでしょう。玄関はお客様を迎え入れる場所でもあるので、機能性にも気を配りたいものですよね。
玄関のデザインについて考えていると、玄関の庇(ひさし)についても、「玄関庇は必要なのか?」「どのような種類の玄関庇があるのか?」と言った疑問が出てくるかもしれません。
そこで今回は、玄関庇の重要性と種類についてご紹介します。
玄関庇は本当に必要?
日本の伝統的な住宅においては玄関に庇がないものもあります。そのため、玄関庇は必要ないのではないかと思う人も多いでしょう。
しかし、玄関庇にはさまざまな役割があります。最大のメリットは、悪天候の日でも玄関の出入りがしやすいということです。庇がなければ、雨の日に玄関を開けるとすぐに雨水が吹き込んで床がびしょぬれになってしまいます。また、夏の暑い日には、庇が直射日光の強い日差しを和らげてくれます。また、軒の出が深い庇であれば目隠しにもなるので、プライバシーを保護してくれます。庇が影を作り出すことで、家自体に高級感が漂うといったメリットもあります。
玄関庇の種類とデザイン
玄関庇は素材やデザインによって大きく4つの種類に分けることができます。
ガラス製
ガラス製の庇はデザイン性に優れ、透過性もあります。明るい玄関、洗練された外観にしたいという方におすすめです。また、特に玄関スペースが広い家に適しています。玄関が広い場合、庇も大きくすると玄関ポーチが暗くなってしまいますが、ガラス製であれば、大きな庇を設置しても明るさを保つことができます。
アイアン製
アイアン製の庇は、玄関をおしゃれでエレガントな雰囲気に仕上げてくれます。デザインに統一感を持たせるために、ドアと庇は同じテイストのものを選ぶとよいでしょう。アイアンは雨風に強いので、屋外に最適な素材です。経年劣化を防ぎ、美しい外観を長く保つことができるでしょう。
木製
木製の庇は、和風住宅や南欧風のログハウス風住宅に似合います。木製の庇を選ぶ際には、外壁の色、雨樋、破風の色などとのバランスを見ながら選ぶことが大切です。
瓦
瓦を使用した庇は和風な印象を持つかもしれませんが、スペイン風やスッキリとしたデザインの瓦もあります。例えば、赤褐色の瓦を使用すればスペイン風の可愛らしい雰囲気を作り出せます。ただし、大きな庇を設置する場合はメンテナンスに手間がかかるので注意が必要です。特に雪の多い地域では、雪が積もりやすいことも考慮する必要があります。
玄関のデザインを選ぶときは専門家に相談しよう
日常の出入りに役立つ玄関庇。雨や日差しから守り、目隠しの役割も持っています。外観デザインや外壁の色とのバランスを考えながら、好みの素材やデザインを選びましょう。
マイホームの外観デザインで疑問に思うことがあれば、経験豊富な専門家に相談することをおすすめします。いろいろな住宅設計に携わった経験から、理想のマイホームを実現するお手伝いができます。
徳島で注文住宅を検討中の方はぜひ一度かみくぼ住宅にご相談ください。
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