見落としがちな地盤の強さ

土地を購入する際、坪単価や立地条件だけでなく、見落としがちな重要なポイントがあります。それが「地盤の強さ」です。地盤の強さは建物の安定性や耐久性に直結します。地盤が弱いと建物が傾いたり、地震で液状化が起きたりする可能性が高まるでしょう。特に建物が傾いて沈下する「不同沈下」は、建物の倒壊にもつながります。

地盤調査の方法

地盤の強さを判断するには地盤調査が欠かせません。一般的に地盤の硬さや軟らかさで良し悪しを判断しますが、地盤改良が必要な土地かどうかは実際に調査しなければわかりません。

代表的な地盤調査方法として「ボーリング調査」があります。これは地面に63.5kgの重りを打撃し、30cmめり込ませるのに必要な打撃数を測定するものです。これを「N値」といい、地盤の強さを示す指標とします。

また、戸建住宅では「スウェーデン式サウンディング試験」や「ラムサウンディング試験」も採用されます。建築予定地の四隅と中心を調査し、地盤改良の必要を判断する方法です。

ボーリング調査がより正確であるものの、費用や作業スペースの都合から、戸建住宅では「スウェーデン式サウンディング試験」や「ラムサウンディング試験」が選ばれることが多いです。

地盤改良が必要とわかったら…

調査によって地盤改良が必要と判断された場合は、住宅の重さに耐えられように地盤改良を行います。プロに相談しながら、適切な地盤改良工事を行いましょう。

徳島で注文住宅を検討中の方はぜひ一度かみくぼ住宅にご相談ください。