針葉樹と広葉樹、木材としての違いは?
マイホームを建てるには、家具、床、建材と、さまざまな箇所で木材を使います。木材には杉やヒノキなどさまざまな品種があり、どの木材が適しているのかと迷っていまいますよね。
木は大きく分けて、針のようなシャープな葉を持つ針葉樹と、広がった形の葉を持つ広葉樹に分けられます。まずは針葉樹と広葉樹の違いを押さえておきましょう。
針葉樹と広葉樹は硬さが違う
木材という観点から見たとき、最も大きな違いは硬さにあります。
英語では針葉樹が「Softwood」、広葉樹が「Hardwood」と呼ばれ、その名の通りの特性を持っています。一般的に針葉樹は柔らかく、広葉樹は硬いとされています。この硬さの違いが、耐久性や質感、温度感にも影響を与えています。
代表的な針葉樹・広葉樹の一覧
広葉樹にはナラ(オーク)、クルミ(ウォールナット)、ケヤキ、タモ、サクラ、カエデ(メープル)、カバザクラ(バーチ)、チークなどがあります。
一方、針葉樹には杉、ヒノキ、マツ(パイン)などがあります。
子ども向けの椅子・テーブル・床材
子ども部屋におすすめなのは、無垢の木材です。滑らかな肌触りと吸湿性があるため、床や家具に適しています。本物の木を取り入れることで、子どもが木と触れ合いながら成長する素晴らしい経験になります。
また、耐久性が必要な場合は、広葉樹が適しています。例えば世界中で広く愛用されるストッケのハイチェア「トリップトラップ」は無垢の白樺(広葉樹)が使用されています。床に関しては、カーペットやラグで汚れや防音対策ができますが、無垢材は子どもにも好まれる肌触りのよさがあるため、何も敷かずに木そのものを楽しむのもよいでしょう。
柔らかい床と硬い床の違い
物を床に落とした時、へこんでしまったという経験はありませんか?床の傷つきやすさは、木材の硬さと大きく関わっています。
一般的に広葉樹は傷に強く、一方で針葉樹は柔らかくへこみやすいという特徴があります。しかし、針葉樹にはそのデメリットをカバーする、温かみと肌触りのよさというメリットがあります。
針葉樹それとも広葉樹?
古くから使われてきた杉やヒノキは日本独特の雰囲気と柔らかさを演出するのに対して、オーク・チェリー・ウォールナットなどの広葉樹にはユニークなテイストがあります。
家具は木の種類によって大きな違いが生まれます。また床材や建材は簡単には変更できないため、最初の選択が大切です。床には針葉樹を避ける方が賢明ですが、家具などは自分の好みや用途に合わせて選んでみてはいかがでしょうか。
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