畳や障子、本の間などで見かける小さな虫、チャタテムシをご存知でしょうか?
この虫は、茶せんでお茶を立てるときのような音を出すことから、チャタテムシと名付けられました。
湿気を好むため、特に梅雨の時期に増えることが特徴です。
体長は約1mmで、条件が整えば新築の家でも大量発生することがあります。
せっかくの新築ですから、虫を発生させたくはないですよね。
そこで今回は、チャタテムシの予防策と駆除方法をご紹介します。
チャタテムシを発生させないために
ダンボールはすぐに捨てる
薄暗く湿気の多いダンボールは、チャタテムシにとって理想の住処です。
さらに、ゴキブリやダニなどの他の害虫も集まりやすくなります。
引っ越しや荷物の整理でダンボールを使用したら、放置せずになるべく早く捨てましょう。
防カビ対策
チャタテムシはカビを餌にしています。
そのため、カビが発生しやすいような湿気が多い環境では、チャタテムシも増えやすいということになります。
風通しを良くするために、部屋の窓や扉を定期的に開け、こまめに掃除をしましょう。
除湿機やエアコンを使って湿度をコントロールするのも効果的です。
もしもカビが生えてしまったら、なるべく早めに掃除しましょう。
例えば畳が白く粉っぽくなっていたらカビの可能性があります。
拭き掃除や掃除機では不十分なので、エタノールを使って徹底的にきれいにするのがおすすめです。
庭先や玄関の掃除
家の中だけでなく、庭先や玄関の掃除も大切です。
落ち葉などは湿気が溜まりやすいため、落ち葉が多いとカビやチャタテムシが発生しやすくなります。
定期的に庭先や玄関を掃除して、家の周りで発生するのを防ぎましょう。
食材は密閉容器に入れる
そうめんやそばなどの麺類、米、鰹節などの乾物や、ビスケット、チーズなどもチャタテムシの好物です。
エサとなる食材を放置せずに、密閉容器に入れて保存するのがおすすめです。
チャタテムシの駆除方法
対策をしていてもチャタテムシが発生してしまうことがあります。
そんなときは、以下の方法で駆除しましょう。
くん煙剤タイプの害虫駆除剤
チャタテムシが大量発生した場合、手で駆除するのは大変です。
効果的なのは、くん煙剤タイプの害虫駆除剤です。
使用後は掃除機で死がいを吸い取れば駆除完了です。
アルコールスプレー
キッチンなどのくん煙剤が使えない場所ではアルコールスプレーを使いましょう。
アルコールは一時的に虫の動きを止めるので、その間に駆除ができます。
まとめ
チャタテムシを発生させないためには、日々の掃除と湿気対策が欠かせません。
家の設計段階から、掃除しやすく湿気が溜まりにくいような工夫をすることも、カビやチャタテムシの発生を防ぐことにつながります。
できるだけ清潔に保てる家を作りたいという方は、住宅の専門家に相談するのがおすすめです。
徳島で注文住宅を検討中の方はぜひ一度かみくぼ住宅にご相談ください。
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