滑り出し窓とは、縦軸または横軸を支点にして、外側へ押し出すように開く窓のことを言います。
一般的な引き違い窓と比べて、どのような良さがあるのか気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、滑り出し窓の特徴やメリットに加え、設置する際に押さえておきたいポイントについて詳しく解説します。
滑り出し窓の特徴と種類
滑り出し窓には、縦滑り出し窓と横滑り出し窓の2種類があります。
それぞれの特徴を理解することで、住まいに適したタイプを選びやすくなります。
縦滑り出し窓
縦滑り出し窓は、縦の軸を中心に外側へ開くタイプです。
この窓の特長は、コンパクトなサイズでも風を効率よく取り込めることです。
そのため、浴室やトイレ、キッチンなど、換気が必要な場所でよく使用されます。
また、少し開けた状態でも外からの視線を遮りやすいというメリットがあるため、プライバシー確保という点でも安心です。
横滑り出し窓
横滑り出し窓は、横の軸を中心に開くタイプで、窓を全開にするとしっかりとした開放感が得られます。
そのため、リビングや子供部屋、寝室などに多く採用されています。
デザイン性を重視したい場合にも、外観デザインのアクセントとして最適です。
滑り出し窓を取り入れるメリットとは?
家づくりに滑り出し窓を取り入れることで、さまざまなメリットがあります。
具体的にどのようなメリットがあるのか見ていきましょう。
換気性能が優れている
滑り出し窓は、開けたときに外からの風を効率よく取り込める構造になっています。
特に縦滑り出し窓は、風の向きに左右されにくく、室内の空気をスムーズに入れ替えるのに最適です。
キッチンやランドリールームに設置すると、料理中の煙や湿気、洗濯物の生乾き臭を効果的に排出できます。
防犯性が高い
滑り出し窓は引き違い窓と比べて開口部が小さく、外部から侵入されにくい点も魅力です。
また、窓を少し開けた状態で固定できるストッパーを活用すれば、換気をしながら防犯対策も可能です。
夜間や外出時でも安心して風を取り込めるため、防犯性と快適性の両方を兼ね備えた窓といえるでしょう。
デザイン性と機能性を両立
シンプルで洗練されたデザインも、滑り出し窓の魅力のひとつです。
外観をすっきりと見せられるため、モダンな家づくりにも適しています。
また、例えば横滑り出し窓をダイニングに設置すると、まるで額縁のように外の景色を楽しめる演出が可能です。
開放感を演出しながら、空間にアクセントを加えられます。
まとめ
滑り出し窓は、デザイン性と実用性を兼ね備えた魅力的な窓です。
採光や通風を考慮しながら設置場所を工夫することで、より快適な住空間が生まれます。
注文住宅だからこそ、細部までこだわって理想の家を形にしたいですよね。
窓選びに迷ったときは、プロの意見を参考にしながら、ご自宅にぴったりの滑り出し窓を取り入れてみましょう。
徳島で注文住宅を検討中の方はぜひ一度かみくぼ住宅にご相談ください。
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