火災保険には、1年の短期契約と2年~10年の長期契約があることをご存知ですか?
それぞれにメリット・デメリットがあるため、よく考えて選ぶ必要があります。
この記事では、火災保険の短期・長期それぞれのメリットとデメリットを解説します。
短期契約のメリット・デメリット
短期契約のメリット
保険期間が1年未満の契約を短期契約と呼びます。
短期契約のメリットは、保険の見直しがしやすいことです。
1年ごとに更新する必要があるため、そのタイミングに契約内容の見直しができます。
例えば、子供が生まれたりあるいは子供が巣立ったり、親と同居することになったりと、家族のライフスタイルは変化していきます。
1年契約であれば、こうしたライフスタイルに保険内容を合わせやすいでしょう。
また、1回の支払の負担が少ないこともメリットです。
火災保険は一括払いであることが多いため、1年契約であれば1回の支払いの負担は長期契約より少なくなります。
短期契約のデメリット
デメリットとしては、総支払額が大きくなることです。
火災保険は、基本的に長期契約の方が1年あたりの保険料は安くなります。
そのため、1年契約の場合1回の支払い負担は少ないですが、トータルで見ると長期契約より総支払額は高くなります。
また、更新の手間が多くなることもデメリットです。
1年ごとに保険を見直す機会にはなりますが、毎年更新しなければならないという手間はかかります。
長期契約のメリット・デメリット
長期契約のメリット
契約期間が2~10年の契約を長期契約と呼びます。以前は最長36年でしたが、2015年より最長10年となりました。
長期契約の場合は、短期契約に比べ総支払額が安くなることがメリットです。
基本的に割引率は長期の方が安くなるため、10年契約が最も総支払額が安くなります。
また、契約更新の手間が少ないこともメリットです。
1年契約の場合は1年ごとに契約更新の必要がありますが、10年契約の場合は10年に一度で済みます。
長期契約のデメリット
デメリットは、1回の支払いの負担が大きくなることです。
長期契約の方が総支払額は少なくなりますが、基本的に一括払いであることが多く、10年契約であれば10年分を一度に払う必要があります。
また、長期契約の場合保険の見直しの機会は少なくなります。
1年契約であれば1年ごとの更新のたびに見直すことができますが、10年契約の場合は更新は10年に一度なので、保険の見直しをする機会は少なくなります。
まとめ
日本は災害大国ですので、安心のマイホームを手に入れるためには保険はとても重要です。
特に近年は昔と比べても自然災害の発生が多くなってきています。
自然災害が増え、今後の見通しがつきにくいということから、最長36年だった保険期間が2015年には最長10年に短縮されました。
また、今後さらに短くなり最長期間を5年に短縮することも検討されています。
長期契約のほうが総支払額は安いというメリットがありますが、火災保険の制度はどんどん見直しが進められています。
そのため、火災保険を考える際にはぜひ専門家に相談してみてくださいね。
お悩み、ご相談あればいつでもご連絡お待ちしております。
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