空き巣の侵入経路となるのは、玄関と窓です。
そのため防犯対策には、窓とともに玄関も重要になってきます。
玄関から空き巣に侵入されないためには、どのような防犯対策が必要なのでしょうか。
この記事では、空き巣を侵入させないための玄関や防犯対策について解説します。
玄関からの空き巣の侵入を防ごう
空き巣が玄関から侵入するケースで最も多いのが「無締り」、つまり鍵がかかっていない状況です。
そのため、基本的ですが最も大切な防犯対策は「戸締まり」をきちんと行うことです。
もちろん、戸締まりはほとんどの方が日常的に行っていることでしょう。
ですが、「うっかり締め忘れた」ということもあるかもしれません。空き巣は、そんな隙きを狙ってきます。
また、しっかり戸締まりをしていても、簡単に破られてしまう鍵であれば容易に侵入されてしまいます。
そんなときのために有効な防犯対策を紹介します。
玄関からの侵入を防ぐための防犯対策とは
スマートキーを使う
スマートキーとは、通常の鍵のように鍵穴に差し込んで施錠するのではなく、電気信号を使って開け締めを行う鍵のことです。
正式名称はスマートコントロールキーといい、リモコンタイプやカードをかざすタイプがあります。
スマートキーは自動車に広く使用されていますが、玄関ドアへの仕様も増えてきています。
スマートキーを使うことで、2つのメリットがあります。
ピッキング被害をなくせることと、鍵の閉め忘れがなくなることです。
ピッキングは、針金のような道具を鍵穴に差し込み、鍵を開けるという方法です。
ですが、スマートキーの玄関ドアには、そもそも鍵穴がありません。そのためピッキングは無効です。
また、スマートキーにはオートロック機能がついており、鍵の閉め忘れ対策に有効です。
スマートキーには、締め出しを防ぐための機能がついているため安心して使用できますよ。
ピッキング被害に合いにくい鍵を使う
玄関ドアの防犯性能を高める方法として、二重鍵(ワンドア・ツーロック)があります。
ドアに鍵を2つ付けるという防犯対策で、最近の新築住宅では主流になっています。
空き巣が1つの鍵を破るのにかかる時間は7分と言われており、二重鍵の場合は2つ破る必要があるため14分かかります。
時間がかかればそれだけ見つかる危険性も増えるため、空き巣が犯行を避けるという効果があります。
また、ディンプルキーを使うのも有効です。
一般的な鍵はシリンダー錠と呼ばれている、先がギザギザした形の鍵ですが、ディンプルキーはギザギザがなく、代わりに鍵の表面に小さなくぼみがたくさんあります。
一般的にシリンダー錠はピッキングしやすいと言われており、ディンプルキーはピッキングや複製がしにくい仕組みになっています。
サムターンの対策
サムターンとは、玄関の内側から鍵を開け締めするためのつまみのことです。
空き巣が鍵を開ける方法として、ピッキング以外にサムターン回しがあります。
玄関ドアのガラスに穴をあけるなどして、内側から鍵を解錠する方法のことです。
このサムターン回しを防ぐ方法として、サムターンカバーの使用が有効です。
サムターンにカバーを取り付けることでサムターン回しを防ぐことができます。
また、取り外しが可能なサムターンもあります。
鍵の開け締めを行うとき以外はサムターンを取り外しておけば、サムターン回しの被害に合うことはありません。
まとめ
空き巣を防ぐための防犯性能は進化しており、新しい鍵や道具が出てきています。
安心して暮らせるマイホームのためにも、玄関の防犯性能を高め、しっかり対策しましょう。
心配なときは住宅のプロに相談してみてください。最適な防犯対策を立ててくれるはずです。
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