家づくりは決断の連続です。間取りや内装といった家の中のことだけでなく、庭や外構のことまで考えなくてはなりません。そのため、郵便ポストの位置まで気が回らず、「どこでもいい」と考えてしまう人もいらっしゃるかもしれません。

しかし郵便ポストの位置は意外と重要で、「防犯」や「生活動線」にも関わっています。

今回は、郵便ポストの設置場所を決める際のポイントについてご紹介します。

道路付近に設置する場合

玄関から離れた道路付近に設置する場合は、配達をする人が敷地内まで入ってくることを防げるため、防犯面でのメリットがあります。

ただし玄関から離れているため、郵便物を取りに行く際は不便に感じるかもしれません。帰宅する際にポストを確認するのがよいでしょう。

また、ポストに入っている郵便物にいたずらをされたり盗まれたりするリスクもありますが、ポストにロック機能をつけることで防ぐことができます。

玄関近くに設置する場合

玄関近くに設置するメリットは、やはり家から郵便物を取りに行きやすいということです。特に、玄関の軒下や庇の下にポストがあれば、雨の日でも濡れることなくポストをチェックできます。また、パジャマや部屋着のままでも気にせず郵便物を取ることができますね。

一方で、見知らぬ人が抵抗なく玄関の近くまで入ってくるというデメリットもあります。ポストとインターホンが玄関近くにある場合は特に、玄関近くまで入ってくる人がさらに増えるため、防犯面では不安かもしれません。

まとめ

何となく決めてしまいがちなポストの位置ですが、一度設置をしたら後から移動させるのは大変です。使い勝手や防犯面もふまえてよく考えてから決めるようにしましょう。

家づくりで迷ったときは、小さなことでもぜひ家づくりのプロに相談してみてくださいね。

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