家づくりについて調べていると「建築確認申請」という言葉を目にすることがあるかもしれません。
「建築確認申請」は建物を実際に建築する前に必要な手続きです。
専門的な手続きのため業者が代理人となって行うことが多いですが、予期せぬトラブルを避けるために建築主自身も理解しておくことが大切です。
今回は建築確認申請について解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
「建築確認申請」とは
建築確認申請は、建物を建て始める前に、その建物が建築基準法に則っているかを確認するための手続きです。
具体的には、建ぺい率や容積率、北側斜線制限などの規定が守られているか、シックハウス対策が施されているか、必要な採光や通風が確保されているかなどをチェックします。
これらは将来的な安全性や健康面にも大きく影響するため、建築確認申請はとても大切な手続きなのです。
通常、申請から許可が下りるまでに2週間〜1ヶ月ほどの時間がかかります。
そして、この許可が下りるまで着工することができません。
建築確認申請の手続きと項目
建築確認申請の申請者は建築主ですが、ほとんどの場合、工務店やハウスメーカーなどの業者が代理人として申請を行います。
全体の流れとしては、指定確認検査機関に対して確認申請書や建築図面などの必要書類を提出して、審査を受けるという流れです。
審査項目は、建物本体に関連する単体規定と、周辺環境に関わる集団規定に分けられます。
単体規定は主に建物の「内側」を守るためのもので、構造体力や採光、通風、防火、安全性、室内環境(シックハウス対策など)といった項目があります。
一方で集団規定は、主に建物の「外側」を守るためのもので、高さや大きさの制限、敷地と道路の関係などの項目があります。
すべての項目をクリアして初めて「建築確認済証」が交付され、着工が可能となります。
後々のトラブルを避けるために、この確認済証は大切に保管しておきましょう。
まとめ
建築確認申請は業者が代行することが一般的ですが、その内容について理解しておくことも重要です。
なぜなら、マイホームが法的基準をクリアしているかどうかを確認することは、安全で快適な生活を送れるかどうかを確認することだからです。
建築確認申請でわからないことや気になることがあれば、代理人となる業者に質問してみてくださいね。
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