土地を探していると、「再建築不可」といった表記がされていることがあります。
この言葉が意味する内容を理解しておくことは、後悔しない土地選びのためにとても大切です。
今回は、「再建築不可」とは具体的に何なのか、その理由や購入時の注意点について解説します。
「再建築不可」とは何を指すのか?
「再建築不可」とは、現在建っている建物を取り壊した後、新たな建物を建てることができないという条件が付けられた土地を指します。
これは主に都市計画や土地利用の規制に関連している条件となります。
再建築不可となる主な理由
再建築不可となる主な理由は以下の通りです。
接道の基準未達
建物を建てるためにはその土地が道路に接していなければならず、その道路の幅や土地が接している幅にも基準があります。
その土地が接している道路が狭すぎたり、または四方を他の土地に囲まれていて接道していない場合には建物の建築は許可されません。
都市計画法の規制
特定の地域では都市計画に基づき、建築制限がかけられています。
再開発区域などで新たな建物の建築が制限されるケースも再建築不可の理由の一つです。
また、土砂災害や洪水の危険がある防災区域では安全確保のために建築が制限されており、再建築が認められないことがあります。
現在建っている建物が違法状態にある場合
既存の建物が古く、現状の建築基準法に違反した状態となっている場合、取り壊した後に同じ条件で再建築できないことがあります。
新築は無理でもリノベーションは可能
再建築不可の土地を購入しても、新たに注文住宅を建てることはできません。
しかし、既存の建物をリノベーションしたり、他の活用方法を考えることは可能です。
とはいえ、再建築不可の土地は将来的に売却が難しくなる可能性があるため、購入前に専門家に相談し、リスクを十分に理解することが大切です。
まとめ
再建築不可の土地には、一般的な土地とは異なる多くの制約が伴います。
また、再建築不可だけでなく土地には様々な条件や制約がある場合があるため、土地選びの際にはこうした知識を身に付けておくとよいでしょう。
土地購入を考える場合は専門家のアドバイスを受け、リスクをしっかり把握しておきましょう。
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